自動車メンテナンス

ワイパーのハケ不良やワイパーのビビり音、本当にワイパーゴムが悪いだけですか?

今回はワイパーのハケ不良や、ビビり音の話。

愛車ジムニーのワイパーブレード交換を行いました。

初めてグラファイトワイパーにしてみました。いままではワイパーゴムの交換のみを行ってきたのですが、今回はワイパーブレードも交換です

ワイパーゴムだけでいいのでは?と思われるかもしれませんが、ジムニーに乗って9年。とうとうワイパーブレードにもガタができているのに気づきました。

動画で「ガタ」の様態を撮影してみました。ガタの確認は映像のようにワイパーブレードを持って、軽く左右に捻ってみます。

映像では長期間のブレードの使用によりガタができています。

これでは、ワイパーはきれいにハケません。さらに、このガタによりガラス面の状態ではワイパーのビビり音が出やすくなります。

昔、「ワイパーゴムを新品に変えたが、ビビり音がひどい」とクレームを受けたことがあります。正直、これくらいのビビり音は出るときはでるし、仕方ないよなという考えでした。

この前、いつものようにワイパー交換の依頼を受けて交換していたのですが、ワイパーブレードのガタは確認しているのかと指摘を受け、初めて気づきました(;^ω^)

いままで、ワイパーゴム交換の方に、ワイパーブレードの交換を提案出来なかったのは申し訳ないと思っています。

もし、みなさんの乗っている車のワイパーハケ不良、ビビり音が気になる場合は、一度確認してみてはいかがでしょうか。

ところで今回交換した「グラファイトワイパー」ですが、ワイパーのビビり音対策にかなり効果があるとのこと。

グラファイトワイパーはゴムの表面に炭素微粒子(グラファイト)をコーティングすることにより、摩擦抵抗を軽減させ、「ビビり」や「拭きムラ」の発生を防止する効果があります。

撥水加工をしているガラス表面はさらに「ビビり音」や「拭きムラ」が発生しやすくなりますが、グラファイトワイパーなら対策することが可能です。

通常のワイパーゴムと比べて、グラファイトのゴムとの金額の差はあまりありません。

ワイパーゴム交換の際は、ゴムにも拘ってみてはいかがでしょうか。

注意点としては、グラファイトワイパーゴムを強く擦るなどの掃除をしてはいけません。グラファイトのコーティングがはがれてしまう可能性があります。

軽くゴミを払う程度にしましょう。

ジムニーのワイパーを交換したあとに、小雨の中でワイパーをかけながら走ってみました。

スーッとハケるこのワイパーの感覚、とても気持ちいものですね^^