自動車メンテナンス

エンジン不調の原因は?スパークプラグチューブパッキン不良による不完全燃焼

今回はエンジン不調の車両を点検してきましたので、レポート替わりにブログにします。

エンジン不調で持ち込まれた某車両。

エンジン不調っていっても、どんな感じなの?ってきいても、帰ってくる言葉は

「わからない」

なんじゃそりゃ?(;^ω^)

普段乗ってる本人は不在で、代わりの担当者が持ってきた様子。

しかし、修理にだすにしても、症状くらいはつたえなさいよw

まぁ、ここにエンジン不調で入ってくる車はアイドル不調かエンストなのでとりあえず点検。

プラグの先端固形物で多いつくされている・・・・

この車、スパークプラグ部からシリンダー内にエンジンオイルが流入しないように、スパークプラグチューブがとりつけられています。

写真上側の4つがスパークプラグチューブ。このスパークプラグチューブには黒いパッキンが取り付けられています。

車種によっては、タペットカバー自体にオイルシールのようなパッキンが取り付けられているものもあります。

どうやら、スパークプラグチューブパッキンの劣化により、シリンダー内にエンジンオイルが流れ込んでいた様子。それがスパークプラグに付着していたと判断。

ちなみに前回「エンジンオイルを全身に浴びてドロドロになったお話」にも書きましたが、このスパークプラグと、チューブを外したままエンジンオイルを入れると悲惨なことになります。

あとは細かなキャブ調整を行い、終了。

実は昨日行った作業なのですが、何も言ってこないのでよかったのでしょう。

というか、修理にくるにしても情報がなさすぎるのですが。