ロードバイク

これで解決!シートポストの異音の原因を解消!

TCR ADVANCED 2 KOMを購入した約一年半前、実はすぐに走行中の「カチカチ」「ギシギシ」音はでていました(´;ω;`)

購入後の一か月点検にて、走行中に音がすることを伝えるも、点検時は音がしないということで原因は解らずそのままにしていました。

で、日に日にひどくなっていく異音・・・

聞こえ方はチェーンリングあたりかなぁと思いつつチェーンリングの増し締めをやってみるも、十分締まってる。

うわー、BBかな・・と思っても、BBなんてばらしたことないし専用工具そろえるのもねぇ(;^ω^)

で、ネットを徘徊しまくって見つけた情報に「カーボンフレーム&カーボンシートポストが擦れることにより異音が発生する」とのこと。

確認方法は、ダンシング(立ち漕ぎ)時は音は出ず、シッティング時に音がでるとのこと。

今まで乗っていて意識していなかつたのですが、改めて確認してみると、シッティング時に音がしていることを確認。

というわけでそろえたものがこちら

フィニッシュラインのファイバーグリップとバイクハンドの簡易トルクレンチ。

早速作業です。

サドルの位置をわかりやすくするために養生テープで目印をつけ、シートクランプ(7Nmの表示がある部品)を緩めて、シートポストを引き抜きます。

引き抜いたシートポストとシートクランプ

フレーム内部

ファイバーグリップの中身はざらざらしたペースト状の物が入っています。これがカーボンの滑り止めに効くそうで。

ファイバーグリップを塗ると、こんな感じに。

こちらのシートクランプの周囲、クランプのつなぎ目などにまんべんなくファイバーグリップを塗布。今回の異音の原因の大部分はこのシートクランプでした(;^ω^)

ファイバーグリップを塗布したシートポストとシートクランプは滑りがわるくなっているので、フレーム内にとてもはいりにくいです(;^ω^)

シートクランプには7Nmと記載がありましたが、今回は5Nm程度で締め付けて終了。もともとファイバーグリップですべりにくくなっているので、多少すくないトルクでもよいとのこと。

整備後に走行してみましたが、驚くほど異音がなくなり、快適な走行をすることができました!

走行中の異音が出ている方は、参考にしていただけたら嬉しです。